子育て・育児

育児ノイローゼとは。どこに相談したらいい?

育児ノイローゼとは。どこに相談したらいい?

育児ノイローゼは、その言葉の表面上の意味だけを汲み取り、「お母さんが弱い」と責められてしまいがちですが、実は育児ノイローゼは産後のどのお母さんでも陥るリスクを伴う“病気”です。

では、この育児ノイローゼとはどのような病気なのでしょうか?

今回は、育児ノイローゼの詳細と、もし育児ノイローゼになった時の相談先をご紹介いたします。

育児ノイローゼとは

育児ノイローゼとは

育児によるストレスが蓄積されて何かしらの症状が現れたら「育児ノイローゼ」と呼ばれますが、育児ノイローゼは正式な病名ではありません。

例えば憂鬱な気持ちが続く、夜泣きで起こされるわけでもないのに夜眠れない、食欲がないといった症状があれば「うつ病」。

頭痛や手足の痛み、胃もたれ、倦怠感などがあれば「心身症

下痢や便秘、動機、息切れ、手足の痺れや痛みなどがあれば「自律神経失調症」など、育児ノイローゼと一言で言っても、症状によってこれらの病名に割り振られます。

実際に病名を聞くと、育児ノイローゼは簡単な病気ではないということが分かりますよね。

2010年に行われた「育児ノイローゼによる実態調査」によると、お母さんの約半数が「育児ノイローゼと感じたことがある」と回答しています。

自分の子供なのだからかわいいはず…。でも実際に子育てをしていくと、ほとんどが子供に振り回されて自分の思うようにいかず、まともに眠る時間や食事を摂る時間さえもなく、ただ毎日追われるように過ぎていく。

 

そんな生活を強いられるお母さんの苦労やストレスは相当なもので、それに加えて出産直後から始まるホルモンの急激な変化に身体や心が付いていかないことも珍しくないのです。

では、これら育児ノイローゼは主にどのような症状がみられるのでしょうか?

育児ノイローゼの症状

  • イライラ
  • 頭痛
  • 過食
  • 睡眠障害
  • 無気力
  • 子供がかわいいと思えなくなってきた
  • 家事が面倒くさい
  • 人と話したくない
  • オシャレに気を遣えない など

心に余裕がもてなくなることで、お母さん自身の身なりに気を遣うことができなくなり、家事や子育てに対して前向きに行動できなくなるのが特徴です。

子供のことがかわいいと思えなくなった。家事が億劫で部屋がいつも散らかっているなどの症状が当てはまれば要注意。

最近、共感というものに出会っていますか?共感できるもの共感されるもの。これを見つけることでかなり心も楽になることができます。

身近なものだと漫画で共感を感じることができます。

大変な思いをしてきたリアルな漫画、育児を面白く描かれている漫画。様々あります。育児ノイローゼかなと思った人にぜひ読んでいただきたいです。

参考あるある・癒される・ためになる「子育て漫画」おすすめ12選

育児ノイローゼの相談先は?

育児ノイローゼの相談先は?

育児ノイローゼは一人で抱え込まずに第三者に相談します。

では、どこに相談すればいいのでしょうか?

ここでは主な相談先となる3つの機関をご紹介いたします。

1.無料電話相談

育児ノイローゼはご紹介してきた症状が特徴的なので、お母さん自身は「なんてダメな母親なんだ!」と自分自身を責めてしまい、誰にも相談でせず、自分で対処しようとしてしまう傾向にあります。

自分一人で悩みを抱えるのは危険で、それが育児ノイローゼなら尚の事だれかに相談すべきです。

平成28年4月に発足した「自殺総合対策推進センター」では、全国の相談窓口へのリンクを一覧にまとめたページを掲載しています。

このページに記載されている最寄りの相談窓口より、電話で相談してみましょう。

2. 市区町村の子育て支援課(こども課など)

市区町村の子育て支援課やこども課・健康推進課など、主に母子手帳を受け取った課は定期的に開催される3か月児健診などの健診を実施している課で、育児の相談窓口にもなっています。

保健師や保育士、市区町村によっては助産師も常駐している場合もあるので、育児や育児ノイローゼの相談も受け付けてくれます。

3.精神科・心療内科

眠れない。頭痛がする。気持ちが落ちこんで仕方がない。死にたいといった症状が強く表れている場合は、精神科や心療内科で治療を受けることで改善することが多くあります。

精神科と心療内科の違うは、精神科はこころの症状や病気を主に扱う科なのに対し、心療内科はストレスが原因で体に症状が現れている時に治療を行う科です。

育児ノイローゼの場合は療法に症状が現れる場合も多いので、気にせずどちらの科でも行きやすい科を受診してみましょう。

まとめ

育児ノイローゼは、症状によって「うつ病」や「自律神経失調症」などの病名がつくことがある“病気”です。

育児ノイローゼの主な原因は、産後の急激なホルモン変化によって心と体に不調が生じることと、産後の睡眠不足や慣れない子育てのストレス、配偶者の理解不足などが挙げられます。

育児ノイローゼはお母さんが弱いからなる病気なのではないため、自分で対処しようとせず、誰かに相談することが大切です。

ご紹介した相談機関では育児ノイローゼの相談を受け付けているので、「育児ノイローゼかも」と思ったら、早めに相談するようにしましょう。